今現在、高齢者の増加に伴い認知症当事者の数も増え続けています。
2012年の認知症高齢者の数は462万人で、65歳以上の7人に1人(有病率15%)に相当しました。
こうしたなか「昨日起こったことを、もう忘れてる」「今までできたことができなくなった」など、ちょっとした変化に対して、多くの高齢者やその家族は認知症への不安を抱えながら生活を続けているのではないでしょうか。
残念ながら、認知症にはいまだに特効薬がなく完治することはありません。
しかし、最近になって「光」も見えてきました。
症状が軽度で認知症予備軍ともいえる段階の人に対して、「軽度認知障害(MCI)」という診断がつくようになったのです。
MCIの人は、何もしないで放置すると5年目で40%が認知症になりますが、運動・食事の改善・脳のトレーニングなど適切なケアを行うことで、その進行を遅らせるばかりか、なかには症状が改善し健常者に戻る例もあります。
MCIの研究の進歩は、認知症と積極的に闘える時代がやってきたといえるでしょう。
漠然とした不安に悩むのではなく、病気をよく理解し、立ち向かうことで、日々の生活を生き生きとしたものしていただくことが大切だと思います。
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